自分を知るためには他人を知らなくてはいけない。
周囲の人々と自分とを子細に比較省察してみて、
はじめて自分というものがくっきりと浮き出してくる。
自分自身に自分がはっきりとわかってくれば、
めったに、むやみやたらなふるまいはなくなる。
適宜な道が進める。進退そのよろしきを得る。
空間的にいえば、大宇宙を知り、地球を知り、自分を知らなければならない。
このようにしてはじめて、自分というものの空間的立場が、明瞭になってくるのである。
時間的にいえば、過去を知り、現在を知り、未来を知らなければならない。
このようにしてはじめて、自分というものの時間的な立場が、明瞭になってくるのである。
出典:生きがいの創造
著者:出口日出麿