風邪には塩風呂が最強?!海水の作り方の話。

こんばんは。

現在、絶賛 風邪気味の松井です。

ということで、お風呂を海にしてきました。←

風邪に、塩風呂は最強なんだとか!

と、

なぜそうなったのか? の事の経緯を説明すると、
最近、僕が勉強している整体の先生が、

「風邪をひいたら、塩風呂に入ったらいい!
塩は多ければ多いほどいいから、1袋全部つかってもいい!」

と言っていたのを思い出したのです。

 

で、この風邪の治し方の勉強をした矢先、
それを実践する機会がちょうど訪れたんで、

「これはやるしかないな!」

と思って、塩風呂をつくることにしました。

 

でまあ、さっそく浴槽にお湯をいれ、
しばらくお湯が貯まるのを待ち、

塩1袋(1kg)を全て、
どさーーーっと、浴槽にぶちまけました。

僕としては、
うわぁ…、やっちまってるな……って感じです。笑

そして、

こんな大量の塩がはいったお湯に浸かったら
どんだけ体中しょっぱくなるんだろ…

とか、思いながら、ちゃぷりとお湯に浸かりました。

 

しかし…、

「あれ、思ったより、しょっぱくなってないな…」

お湯に浸かったついでに、お湯を舐めてみても、
そんなに塩の味がしない…、

ほのかに、塩っぽさがある程度…。

 

これは、かなり意外でした。

僕の想定では、
海水くらいしょっぱくなるつもりだったので。

この、あまりのしょっぱくなさは、驚きです。

読んでる方からすれば、
「え?何の話?」って感じかもしれませんが笑

だって、海水って、
海に行ったら手軽に手に入るじゃないですか?(当然の話です)

でも、自分で作るってなったら、
こんな大変なんだ! ってのは、衝撃でした。

僕の感覚としては(僕の勝手な思い込みとしては)、
塩を1kgもいれたら、そーとーしょっぱい水ができるだろうなと、

むしろ、びくびくしながら、浴槽に塩をいれていったくらいです(現に一度、半分いれたところで、チキってやめてます)。

で、そんな
ほのかにしょっぱいお風呂に浸かりながら、
僕が思ったのは、

「なんで、海水くらい簡単に作れるっしょ! っておれは思ったんだろう…?」

ということでした。

 

そして、しばらくチャプチャプ考えてて
出た答え(の1つ)は、

「毎日、スマホ使ってて、
何でも手軽にできることに慣れちゃってるからかなぁ」

ってことです。

 

いまって、マジで便利ですよね。

スマホから色んなものを手軽に手に入れることができます。

本屋に行かなくても、本や漫画が読めるし、
飲食店に行かなくても、UberEatsが運んでくれる

暇なときには、YouTubeを開けば、

お笑い芸人やプロスポーツ選手など、
各種の職人さんたちがアップロードした動画を

手のひらの画面のなかで、ベッドでゴロゴロしながら楽しめます。(しかも、無料で)

 

でも、その時、つい僕が錯覚してしまうのが、

「あまりに手軽に手に入れられるから、
その動画やコンテンツも、
手軽に作られて、手軽にアップロードされてるんだろう」

と思ってしまうことです。

 

手軽にモノが手に入ることと、
手軽にそのモノが作られていることは、全然関係ないのに。

 

僕は、以前まで、

ご飯を食べながら、スマホでマンガを読んだり、
動画をみたりしてなんですけど、

これって、ご飯作ってくれてるひとのこと、
なんも考えれてないな、

と、あるとき思ったんですよね。

そう思ってから、
食事中のスマホは禁止にしました(2ヶ月継続中です)。

 

で、食事のときは、食事に集中!と、してみると、

「あ、この大根の漬物、
厚さが、厚いものと、薄いもの
それぞれあえて厚さを変えて切ってあるんだな。
厚さの違いで、食感が楽しめるようにかな?」

とか、思わぬ気づきができるし、
あと単純に、食事に集中したほうが、ご飯が美味いです。

(「そのひとの食事の仕方と、
そのひとの人間関係の仕方はリンクする。
食事が雑なひとは、
友人や周りのひとへの関わり方も雑になる」
という話をありますが、長くなるのでこれはまた別の機会に!)

 

ちなみに、

お風呂の水(200L)を
海水並みの塩分濃度(3.5%)にするためには、

約 7.25 kgの塩が必要になるそうです。

(お風呂から出たあとに、調べて計算しました)

 

僕は、
塩1kgでも、多すぎると思ってましたが、

実際に調べてみると、その約7倍の塩が必要となります。

この7倍って数字は、

消費者が考える、生産者の方の手間の量と、
生産者の方が、実際にかけている手間の量

の、比だとも考えられると思いました。

 

1時間のYouTube動画を撮るためには、

企画の構成、企画に必要なモノの調達、原稿の作成、
動画の撮影、動画編集 等々、

7時間以上の手間がかかってると思うんですよ。

これは、YouTube動画だけでなく、
漫画やブログや、ご飯などでも同じだと思います。

 

そういう方々の手間や想いを汲み取れない僕っていうのは、

しょっぺぇヤツだなぁ…

と、思った、という話でした。(塩風呂だけに)

 

では、今日はこのへんで。

ありがとうございました!

 

P.S.

塩風呂のおかげか、翌朝、風邪はスッカリ治りました!
かなりぐっすり寝れて、気分爽快です!

 

P.S.2

整体師の野口晴哉(はるちか)という方は、
自分の風邪なら、40分〜2時間ほどで治せるそうです。
(ちなみに、塩風呂の話を聞いたのは、この方ではありません)

その風邪の治し方としては、

くしゃみした時に、
そのくしゃみが響く箇所(体が緊張してる箇所)をみつけ、
そこをゆるませてあげる。

そうすれば、風邪は治るんだとか…。

そして、野口晴哉(はるちか)は、
くしゃみ20回ほどで、自身の風邪を治すそうです(漫画のなかのひとやん笑)。

この方の本は、
「人間の体とは本来どうあるべきか」について学べて、
ホントに面白いです。

IT化が進み、どんどん仮想空間に
ひとの意識が持っていかれてますけど、

こういう時代だからこそ、

自分の(現実の)体や、
人間の温かみの部分に「原点回帰」するのは
大切だと僕は思ってます。