こんにちは、松井です。
最近は、区役所へ行ったり、税務署へ行ったりと
なにかと、バタバタしてました。
なにって、
ワタクシ、この度、引っ越しをしようと思ってまして、
その賃貸契約に、所得の証明がいるんですよね。
会社員なら、給料明細だせば、OKっぽいんですけど、
仮にも、僕、個人事業主なので、
なかなかに、所得の証明がめんどくさいのです。
(ホントは、僕が、確定申告書の控えに
受領印をもらい忘れてなければ、
それ提出して、終わりだったんですけどね…。)
久しぶりに区役所へ行きましたが、プチ感動しました。
手続きが、めちゃくちゃスムーズで、
窓口で、
「収入証明書ください。」
って言って、2、3分で簡単にもらえましたし、
書類のわからないところも、
受付のおじちゃんに聞けて、助かりました。
財務系の書類は、(知見のない)自分だけだと理解が難しいですからね。
マジ感謝です。
これはひょっとしたら、僕の偏見かもしれませんが、
お役所仕事って、どこか単純作業で、
「そんな作業しかできないのはダメだ」
みたいな評価をされることがあるように思います。
しかし、
そのような、決められたことを
きっちりとできる方々がいてくれるおかげで、
名古屋市内の書類のやりとりはうまく回っているんだなぁ
ということを今日、感じました。
市民の〝当たり前〟を守る仕事、といいますか・・・。
「単純な作業=価値の低い作業」といった偏った見方は、
変えないといけないなぁ、と思いました。
少し話はそれますが、
僕はその後、区役所を出て、
バイクで、税務署へ向かっている時に、
バイク免許の教習中に、教官から言われた言葉を思い出しました。
「曲がるときに自分の体重で曲げようとするな。
ハンドルを使ってバイクのエンジンの力を使って曲がれ!」
教習所のクランクのところで、
僕がバイクの車体をふらふらさせていると、
教官からそのように、怒られました。
「お前、原付と同じ感覚でバイクを扱ってるだろ。
それじゃぁ、バイクはうまくならんぞ」
と。
というのも、
バイクは、原付よりも車体が重たいので、
原付みたいに、
自分の体重移動で車体を操作しようとしても、
全然うまくコントロールできないんですよね。
原付が80kgに対して、バイクは200kg近くあるので、
人間の体重・腕力でコントロールするには、重たすぎるのです。
だから、
自分の体重を使うのではなく、
バイクのエンジンの強力な馬力をうまく使って、
バイクを操作しろ
とアドバイスをもらったのです。
そのアドバイス通りに(渋々、)やってみると、
嘘みたいに、
ふっっっと、バイクが軽くなりました。
それからというもの、
それまでものすごく大変だったバイク操作が、
ぐっっっと簡単にできるようになったのを覚えています。
僕は、自分の体重や腕力に頼りすぎだったようです。
そう思うと、
自分の枠よりも大きな物を動かしたい時には、
他力に頼ることも大切
だと思うんですよね。
自分の体重の何倍もあるバイクを動かしたいのであれば、
エンジンの馬力に頼れば、ぐっっと操作しやすなるし、
今回の区役所での、収入証明書の発行にしても、
どんな書類を用意したらいいのかなど、
僕だけの力じゃわかりませんでしたが、
区役所のおじちゃんに頼ったら、あっさり解決しました。
これは、普段の仕事でも同じです。
僕はITエンジニアなので、
システムを作ったり、プログラムを書いたり
というのは、得意ですけど、
営業や、経理作業といったものは、苦手です。
だから、
そういった部分は、
それが得意な人にお願いしちゃっています。
とはいえ、
だからといって頼りきりというわけではなく、
「その頼ってる分、おれはおれで、
自分自身の作業(システム開発)に集中してがんばるわ!」
と思い、任せています。
得意分野を任せあい、循環が生まれることで、
より大きなものが、生まれます。(ちょっと表現が抽象的ですが。)
こういったものは、フリーランスでも会社員でも同じですね。
会社でも、
営業職があって、事務職があって、技術職があって…、
それぞれが自分の業務に集中できるために、
会社っていう仕組みはうまくできてるんだなぁ、
と、しみじみと思います。
・・・という気づきがあったところで、
僕は、引き続き、引っ越しの準備を進めていきます。
では、今日はこのへんで。
ありがとうございました!