こんにちは、松井です。
「ONE PIECE FILM RED」を見てきました。
僕、ONE PIECEの物語は、
魚人島にノアの箱舟が落ちてくるらへんの話で
止まっちゃってるんですけど、
友人と話していて、
この映画の話で盛り上がったので、即、見に行きました。笑
いや~、にしても面白かったです。
さすがは、尾田栄一郎さん!
単純に、Adoの歌がキレイで、演出が華やか
なのもありましたけど、
(あと、ロビンが美人!)
すごい学びになる映画でもありました。
ちょっとネタバレはいりますが…、
特に、
夢の世界と、現実の世界からの、
トットムジカへの
ルフィとシャンクスのダブル攻撃は、激アツでした。
この2人のコンピプレーは反則でしょ! と笑
なんといいますか、
このシーン、
僕としては、くーーっとくるものがありまして、
なにって、
「夢の世界」と「現実の世界」の関係が絶妙なんですよね。
というのも、
ウタもルフィも(シャンクスも?)
新時代を夢みて冒険しているわけですけども、
自分の夢(新時代)を実現するためには、
「新時代をつくるぞ!」と
夢をみて、理想を掲げることだけじゃ足りてなくて、
仲間と戦い、挫折し立ち直るような
現実的に、夢に向かって進む必要があるよね、と。
だから、
夢の世界と、現実の世界、
その両方からの努力がないと、夢は覚めないよね
(夢が叶い、現実になることはない)。
っていうメッセージのシーンなのかなぁ、
と、思ってみてました。
しかも、
ウタにとって
本当に大切なもの(赤髪海賊団)は、
夢の世界にはなくて、
現実の世界にしか、いない。
自分は、現実の世界が憎くて、
壊したいと思っているのに、
自分が本当に大切にしたいものは、
現実の世界にしかない
っていう。
こういうところに、くーーっときましたね笑
ひとは、夢を追いかける時、
目の前にある、本当に大切なものを見失いがちです。
「年収が○○万円以上になれば、幸せになれる。」
「ホワイト企業に転職できれば、自分は救われる。」
「好きな時間に、好きなことができるようになれば、幸せ。」
そういった、幻想を思い描きがちです。
でも、それって結局、
〝無いものねだり〟
でしかないんですよね。
たしかに、〝無いものねだり〟で求め、
それを手に入れた時っていうのは、
一時的には、達成感や、満足感はあるかもしれませんが、
でもそれは、一時的なものでしかありません。
だからこそ、
本当に自分が求めているモノっていうのは、
目の前のことに、本気で向き合った先でしか得られないんだよ。
というメッセージなのだと、僕は思いました。