AWSから覚えのない請求が?!請求内容を確認して止める方法【Amazon RDS】

こんにちは、松井です。

「は?? なんで????」

クレジットカードの請求明細を眺めていたら、
Amazon Web Service(以下、AWS)から、
毎月2,000円くらいの請求がきているのに気づいて、思わず声が出ました。

 

「これはヤバい、早めに解決せねば!」

と思い、原因を調べてみました。

この「-2,182円」は、いったいどこからきたのだろう…?

 

まず、AWSからの請求の内容は、
AWSコンソールの「請求額ダッシュボード」からみれるっぽいので、
さっそく、見てみることに。

赤矢印のところから、レッツアクセス。

 

請求ダッシュボードをみてみると、
たしかに、クレジットカードの明細にもあった金額が…。

 

もう少しみてみると、
どうやら、データベースの利用でお金が発生してるようです。

データベース…、
たしかに少し心当たりがあって…、

以前、AWSの無料利用期間中につくった
DBインスタンスがそのまま残っちゃってたか?

という疑念が…。

(AWSは、初回登録後の1年間は利用料無料なので(一部機能に制限アリ)、
テキトーに触って、アプリを作ったりしてました。)

 

ところで、
「どのデータベースが動いてるんだろ?」
と思い、

「請求書を表示」を押すと、請求額の詳細がみれました。

これは、完ッ全に、僕が遊びで作ったポスグレ(PostgreSQL)のせいですね。

盲点でした。

AWSの無料期間が切れるタイミングで、
メインで開発していたアプリケーション関連のモノは、
インスタンス削除したんですけど、

このポスグレは、テキトーにつくったのもあって、消し忘れていたみたいです。

 

まあ、消し忘れたのはしゃーないっすねえ…。

 

とはいえ、

「一体いつから払ってたんだろう?」

と確認してみると・・・、

15ヵ月ほど前から、約2,000円ずつ毎月もっていかれていたようです…。

これは、痛い…。(というか、もっと早く気づけよ。っていう(-_-;))

 

し、仕方がない…、切り替えていこう。

ということで、

原因がわかったので、
早速、Amazon RDSにアクセスして、ポスグレくんを止めにいきます。

いま、AWSで動かしてるアプリ無いしね!

これは私事ですが、

データベースが作られたローケーションが
「オハイオ州」であったことに、気づくのに時間がかかりました。

ローケーション「東京」で探しても、
現在稼働中のデータベースが見つからなかったので、焦りました。

(請求書に「US EAST(Ohio)」というヒントはあったようです)

 

と、いうことで、
今回の元凶であるポスグレくんを〝削除〟します。

ちなみに注意点として、
「削除」でなく「停止」をした場合、自動的に7日後に再起動されるそうです。

どういう仕様?!と、驚きですが、そういう仕様です。

(もしや、以前の僕は、「停止」しただけだったから、ずっと利用料を請求されていた…?)

 

最後に。

とりあえずこれで、元凶を消せたので、ひと安心です。

「クレジットカードの明細は、時折、見直さないとヤバい!!!」
という、教訓を得た、よい経験でした。

僕は常日頃から、

「システムは、利用するもの」であって、
「システムにひとが振り回されてはダメだ!」

と思っているのですが、
今回は、完ッ全に、僕がシステムに振りまわされるカタチになってしまってました。反省です。

 

いまのITって、ホントに、
人間が頭を働かせなくても、多くのことが出来るようになってますからね。

ホントに、余りあるほど多くのことができるようになっています。

気をつけないと、人間も退化しそうです。

 

IT化のベースは、

ITでもできることはITに任せて、
人間は、もっと人間らしいことに注力しよう。

というところにありますから、

しっかり活用していきたいものです。

 

これを期に、クレジットカードの請求の中に、
いまは使ってない不要なサブスクなどがないかも見直してみよう、と思いました。

 

では、ありがとうございました。