入社3年目春の転職について、経験者が語ってみた。

こんにちは、松井です。

昨日、僕の大学アメフト部の先輩である うーやんと、
「転職について」話してました。

 

僕も、うーやんも、
元々いた会社を一度辞めて、

その後、僕はフリーランスの道を選び、
うーやんは、転職の道というものを選びました。

それが、ここ2年間くらいの話です。

今回は、その2年間で学んだこと(の一部)を
話していこうと、思います。

 

 

うーやんに関して言えば、

元々、有名な大企業で働いていたところから、
現在は、社員5人という超小規模の会社で働いています。

そして、現在は楽しく仕事をしているとのことです。

 

その転職後の会社では、
今まで、大企業では感じられなかった

自分の仕事が、
会社にどのように影響を与えているのか

というものが、
とても見やすくなったとのことです。

そして、現在その実感が、
自分の仕事へのやりがいに繋がってるとのことです。

 

しかし、それと同時に気づいたのが、

大企業でも、今自分がいる小さな企業でも、
「やってる事は一緒なんだなぁ」
ということも言ってました。

 

大企業では、
会社の運営のほんの一部しか 見えません。

しかし、
自分がやっている仕事というのが、

周りに影響を与え、会社を動かし、
そして、社会へ影響を与えていっている。

その事実は、一緒です。

 

僕が思うに、そこに足りないのは、

きっと〝想像力〟なのだと、思います。

 

自分のやっていることが、
周りにどのような影響を与えているのか。

(それは、仕事もそうだし、
友人、家族とのコミュニケーションなども含んで。)

そして、それは同時に、

周りのひとたちから、
自分が、どのような影響を受けているのか。

を考えることでもあります。

 

その想像力は、

自分の目の前の仕事に、一度、熱中してみないと、

なかなか鍛えられないもののようにも、思います。

 

 

そのように思うと、

うーやんが、仕事が楽しくなった
本当の要因というは、

転職自体にあるのではなく、

自分の仕事への
「向き合い方が変わった」からなのかもしれません。

ゆーてまえば、

今回の転職は、
それに気づくきっかけをくれたにすぎません。

 

うーやん曰く、

転職する前というのは、

・転職をすれば人生が変わる。

・この場からでていけば、どこかで救われる。

・東京に行けば変われる。

そういった思いがどこかにあったと言ってました。

 

しかし、

広島から愛知への帰りの電車で読んだ本に
書かれていた言葉が、

そんな自分を一歩踏み止めてくれた、
と言っていました。

 

それがこの言葉。

「自分はドイツに行けば変われると思っていた。」

この言葉は、
とある音楽家が夢みて、日本からドイツへ渡るも、

まったく活躍できず、

その自分のあまりのできなさに
うちひしがれた時に、でた言葉だそうです。

 

一流の国に飛び込んだら、
自分も一流になるのではないか?

そこに行けば、
自分は変われるのではないか?

しかし一流の国は、
変わるきっかけはくれても、

自分が変わるためには、
自分自身で変わるしかありませんでした。

 

 

本当の答えは、外ではなく、内にある。

職場が変わ〝れば〟、

新しいことを学〝べば〟、

自分に実力がつ〝けば〟、

もっと給料があが〝れば〟、

と、

〇〇だったら、自分の人生は良くなる。

と、考えることって、結構多いのではないでしょうか。

(僕も、フリーランスになったときって、そんな感じでした。)

 

でも、本当の意味で大切なのは、

自分としっかり対話し、
自分の内なる声と、向き合っていくこと

だと、僕は思います。

 

それは、きっと、

弱い自分とも関わらないといけないので、

割と、しんどい作業だと思います。

 

しかし、
その作業なしに、いくら外に答えを求めても、

きっと、自分の身とはならないでしょう。

 

外からでなく、内なる成長こそが、

本当の意味で、成長することだと、僕は思います。

 

僕も、

樟葉に引っ越してきたから、
人生変わった、

と思うのではなく、

ここから、ちゃんと向き合って、変えていく。

その気持ちを忘れず、日々精進していきます。

 

p.s.

ちなみに、

自分と向き合うことは、

一度向き合ったから、

「はい、おわり!」

というわけではなく、

人生生きていたら、何度も向き合うときは来ます。

 

なかには、

毎回毎回、(カタチは違えど)同じことで、
壁にぶつかってる

というひともいるのではないでしょうか。

 

それを「人生のフラクタル性」といいます。

そして、そのフラクタルで大切なのは、

壁を乗り越え、次元上昇していくことにあります。

 

うーやんは、
この話に、思い当たる所があった感じだったので、
ここにも小さく書いておきました。

 

以上。

ありがとうございました!