こんにちは。ひでです。
今日は、Twitterでハリポタ好きの方と
リプでやり取りしていて、
謎にインスピレーションをうけたので
話していこうと思います。
今回話すのは、
「ハリポタの魔法界の設定力で、実世界の行動力を爆上げする方法」
です。
設定力っていうのは、
世界観をつくる能力ともいえるんですけど、
これがあると、情報発信力は高まりますし、
実世界の自分の行動にすらも影響を与えます。
地味に聞こえるこの設定力。
今回は、そのパワーを感じてもらえたらなと思います。
まずはじめに、
言わずと知れた名作「ハリーポッター」。
この作品の何が凄いって、設定の練りこまれ具合です。
(映画や小説に出ていない部分を含め)
魔法界やマグル界の関係性や歴史、
登場人物の特徴や、登場人物同士の関係や血族など、
めっちゃ細かく作りこまれています。
作者のJKローリングが、
ハリポタの世界観を、詳細に詳細に設定しているから、
「もしかして僕らが気づいてないだけで、
ロンドンに魔法界があるんじゃないの?」
と、臨場感を持ってみれる素晴らしい作品になってます。
少しその設定(世界観)の例をあげると。
・ホグワーツはイギリスのスコットランドあたりにある。
・実は、ハリ―とヴォルデモートは遠い親戚。
・昔は魔法界とマグル界は交流があって、
互いに商売や情報交換をしていたけれど、
15世紀ごろから(?)、
マグルから魔法使いの迫害(魔女狩り)がはじまり、
現在では、ほとんど魔法界とマグル界の間の交流はない。
(ハリーの両親が住んでいた、ゴドリックの谷は、
唯一、マグルと魔法使いが一緒に住む村だったようですね)
とかですね。
ハリポタ界の設定に、
JKローリングの圧倒的こだわりを感じます。
よく言われれる話かもしれませんけど、
臨場感あふれる作品であったり、
つい登場人物のことを好きになってしまうような作品は、
設定がかなり練りこまれています。
(さっきから何度も言っちゃってますけど。笑)
これは、ジャンプ漫画だと分かりやすいですね。
ワンピース、NARUTO、ブリーチ、鬼滅の刃…、。
人気漫画といわれるものは、
どれもかなり世界観が作りこまれています。
主人公がどんなときに喜び、どんなときに怒り、
どういう背景があっていま冒険をしているのか?
キャラクターひとつとっても、
設定が練られており、明確です。
ではなぜキャラクターの設定が重要かというと、
設定が明確だと、
キャラクターを1人の感情のある人物として
みれるようになるからです。
例えば、ルフィだったら。
「おれは海賊王になる!!!」
と、目標をかかげ、
そこにむかって冒険しています。
海賊王になるために冒険し、
海賊王になるために仲間を集め、
海賊王になるために海軍と戦います。
それをみて、
読者はルフィという人物を応援したくなるわけです。
しかし逆に、これが設定ゆるゆるだったらどうでしょう。
もしルフィが…、
「いや、今日は海賊王はいいや…、
もうゆっくりバカンスしたい…、。」
「実はおれ、音楽家にもなってみたかったんだよなー」
「別に海賊王になることだけが、すべてじゃないよね。
大好きな仲間もできたし、おれ満足だ!」
とか言い始めたら、
読者としても応援もクソもありません。
ワンピースという世界観の崩壊です。
(1話だけのネタなら面白いかもですが。)
ここから分かるのは、
世界観は、設定ありきだということです。
逆に設定が決まってしまえば、
あとは、世界観は勝手にできあがっていくともいえます。
ワンピースの作者の尾田栄一郎さん曰く、
設定が決まってしまえば、あとは
「ルフィたちが勝手に動き出して、
それを私が漫画にしているだけ」
な状態になります。
海賊王を目指しているルフィなら、
こういう状況になったら、そりゃこうするよね。みたいな。
目標と、行動に一貫性があり、
読者も安心して、ワンピースの世界観にのめりこめます。
しかし、ここで問題が出てきました。
というのもさきほど、
「設定が明確だと、
キャラクターを1人の感情のある人物として
みれるようになる」
と言いました。
しかし、
マンガのキャラクターを1人の人物としてみるために、
設定を明確にすることが必要っていうのに対し、
現実世界のぼくらって、そんなに設定が明確じゃなくない?
世界観、壊れちゃってない?
ってことです。
例えば、
「ブログやSNS、情報発信で稼げるようなりたい!」
という目標があったとしても。
「うおおおお!めっちゃ記事書くぜ!どんどんいこおお」
って日もあれば、
「いや、今日は全然やる気でん、YouTubeみよ…。」
って日もあると思うんですよ。
でもこれって、世界観の崩壊ですよね。
ワンピースの世界で、
海賊王を放棄して、バカンスしているようなものです。
目標と行動に一貫性がとれていません。
そして、目標と行動に一貫性がないとき、
ひとは悩みます。
「なんで自分こんなこともできないだろ…。」と。
とはいったものの、
人間、感情やテンションの浮き沈みがあるのも当然です。
ひとは、機械やプログラムではないんだから、
活発な時もあれば、どよーーーんと動けない時もあります。
エネルギーが高いときと、低いときがあるというか。
でも、
「できることならエネルギーが高いときをキープしたい」
ってのも、事実です。
常にダラダラ、どよーーーーんとしてたいひとってのは、
稀ですから。
じゃあどうやったらエネルギーが高いときをキープできるのか?
と考えて、最近僕がやっているのが、
「自分設定マニュアル」をつくることです。
あ。
はじめにいっておくと、
いまから紹介する「自分マニュアル」は、
エネルギーが高いときをキープする方法というよりかは、
エネルギーが低くなった時に、
即、エネルギーが高い状態へ復帰させるための方法です。
即、エネルギーが高い状態へ復帰するための
「自分設定マニュアル」です
「自分設定マニュアル」の方法は簡単で、
エネルギーが高い状態の自分を紙に書いておく。
そして、エネルギーが低くなった時にその紙をみましょう。
それだけです。
シンプルですが強力です。
例えば、
エネルギーが高いときの自分は、
・どんなポリシーのもと動いているのか?(ex.海賊王になる)
・どんなことを考えるのが好きなのか?(ex.シャンクスやエースと海で再会する)
・どんなことに興味を持つのか?(ex.おっもしれーーこと)
・どんな行動をするのか?(ex.仲間が傷つけられるのは許せねえ)
などを紙に書き出していきます。
ちなみに、できるだけ具体的に書いた方が良いです。
詳細な設計は、臨場感のある世界観をつくり、
臨場感ある世界では、
キャラクターは魅力的に動き出します。
で、紙に書いたら、
一旦しまっておいて、
エネルギーが低くなった時に、見るようにしましょう。
紙をみて、エネルギーが高いときの自分を思い出す感じです。
人間は、感情(右脳)で行動しますからね。
紙をみて、エネルギーが高いときの自分をイメージ(右脳)できれば、
勝手に、行動に繋がります。
と、こんな風に
自分の設定を明確にし、
ルフィーのように海賊王を目指しましょう!
「自分設定マニュアル」
よかったら、ぜひ試してみてください^^
以上、
「ハリポタの魔法界の設定力で、実世界の行動力を爆上げする方法」
(結局、ほぼワンピースで説明してしまいましたが…。)
でしたー。ではまた。