『述べて作らず、信じて古を好む。
窃に我が老彭に比す』

論語より

僕はスーパーエンジニアになりたかった3

昨日一昨日に続き、スーパーエンジニアになりたかった話。

 

一昨日は、

「圧倒的な実力をつけて、
 たくさんお金を稼げたら、

 自分の存在証明となると思っていたけど、
 それは、ちがったこと。」

 

昨日は、

「圧倒的な実力をつけたとき、
 まわりを見下し、小馬鹿にしていたなかで、

 そもそも何のための実力なのか?
 と、思い直したこと。」

について話しました。

 

(昨日一昨日の記事はこちらをご覧ください。)

僕はスーパーエンジニアになりたかった
僕はスーパーエンジニアになりたかった2

 

 

お金を求めることは悪いことなのか。

僕のなかでは、お金を求めることは、

自分の系外にでるきっかけをくれました。

 

大学に進学して、会社に就職して、
ほどほどに役割をこなして、定年をむかえる。

それくらいの人生しか想像していなかったけれど、

 

いまでは、

仕事をとおして、世界を変えてやる。

自分らの生き様をとおして、

世界を感化してやる。

と、本気の志をもって生きているひとたちに

出会いました。

 

大学のアメフト部での主将。

最後の試合で負けた僕は、失意のどん底でした。

 

先輩たちからの期待、後輩たちへの想い、
お世話になったひとからの恩、

すべてに自分は裏切ってしまった

と、自分を責めました。

 

自分みたいな存在に価値はないと、

そう思っていました。

だからこそ、

誰もが価値を認めている(ようにみえる)

お金や技術力がほしかったのです。

 

周りとの劣等感、セルフイメージの低さから、

「自分ではない何者かになりたい。」

そう思ってました。

自分のまわりには、自分といて

笑顔になってくれる仲間がいたのに。

 

価値がない自分、その前提が間違っていた。

そう気づくのに、3、4年かかりました。

 

正直、苦しかった。

アメフトの話をしたくなかった、思い出したくなかった。

大好きなアメフトのことを。

 

それでも、その苦しさや葛藤が、

僕をここまで連れてきてくれた。

その苦しさが、
「自分の人生を変えたい」

と思うきっかけをくれた。

そう思うと、

本当に必要な時期だったのだろうな、と思います。

 

後輩たちには悪いけど、

「あの試合、負けてよかったな」
とすら、思ってます笑

(ちゃんと後輩たちとは仲良くやってますよ。)

 

 

話が右往左往しまして、どこに終着しようか

悩ましいところですが、

あえて、ここで終わろうと思います。笑

 

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

 

ではまた。

 

 

松井