システムエンジニアの職分について。

ふと、友人と話していて、

システムエンジニアの職分について

思うことがありましたので、少し書いてみました。

 
 

システムをエンジニアリングする(製作する)、

それがシステムエンジニアなのですが。

 

システムをつくるというのは、

いわば、

〝ひとつの文化形態をつくる〟

ようなもの。

 

そう僕は思っています。

 
 

小売、商社、飲食店、大学受験塾…、

それぞれの業務があり、

それぞれの関わる人がいて、

それぞれの日常があり、

そこに、文化は生まれます。

 

当然、

会社、お店ごとに、その文化はまちまちです。

 
 

文化は、日々の営みの中から生まれます。

 

そのお客様の営みのなかで

生まれた文化を

感じとり、

それを明文化・言語化して、

システムへと落としこんでいく。

 

お客様がよりより

その文化を、豊かなものにできるように…。

 

そんなお手伝いをするのが、

システムエンジニアの仕事だと

思うのです。

 
 

とはいえ、

ただシステム化して、便利に・楽になってほしい

とは、あまり思いません。

 

手をかけるところには、しっかりと手をかけられるように。

手を抜くためでなく、本当に必要なところに、手をこめられるように。

 

そんなシステムづくりをしたいのです。