「いつもキレイに使っていただき、ありがとうございます。」
あなたも知らず知らずのうちに操作されているかもしれません。
コピーライティングの本当の力、知りたくないですか?
こんにちはひでです。
今回は僕にしては珍しく、とある本を紹介したいと思います。
それがこちら。
「現代広告の心理技術101」です。
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はじめに言っておくと、
この本は、ただのコピーライティング本ではありません。
多くのライティング本のように、
文章の書き方だけでなく、
消費者の心の動かし方について説明された本です。
この本を読めば、いかに世の中が上手にひとを動かしているかが分かります。
つまり、「世界を見る目が変わる」ということです。
僕らの生活は、文章にあふれています。少なくとも日本人なら文字を一文字もみずに1日が終わる日なんてないでしょう。
通勤中の電車のなかの広告、街の高層ビルにデカデカと表示される電子広告はもちろんのこと、飲食店の看板、道路の交通標識、コンビニのイートインスペースのご利用方法のご案内などなどなどなど。
どこもかしこも、文章だらけです。
そして、文章ということは、コピーライティングスキルの介入の余地があるということです。
会社で上司に送るメールにすら、僕はコピーライティングスキルを使っています。
コピーライティングは、「読者の心を動かす技術」ですから、さまざま応用可能です。
とはいえ、ふだん文章に触れている日本人ならにとって、コピーライティングはなにも特別なものではありません。
しかしだからこそ、コピーライティングを学べば、何気なく、眺めている広告、文章を見る目がかわります。
なので、さきほど「世界を見る目がかわる」と表現させてもらいました。
せっかくなので、日常のなかのコピーを1つ見てみましょう。
例えば、これ。
「いつもキレイに使っていただき、ありがとうございます。」
この文章見たことありますか?
そうです。ファミマのトイレの張り紙に書かれているコピーです。
昨日、仕事帰りにコンビニ寄った時に、
この張り紙をみかけて、
ちょうどよかったので題材にしてみました。
ところで、
「いつもキレイに使っていただき、ありがとうございます。」
って張り紙を見たとき、
「あ、おれもキレイに使わなきゃ」
って思いませんか?
意識として、そう思うかどうかは別として、
心のどこかで、キレイに使おうと思うはずです。
この「心のどこかでそう思わせる」こと、
それが、コピーライティングの力です。
ちなみに、今回のトイレの張り紙のような文章のテクニックを
「社会的証明」といいます。
この「社会的証明」は、
人間は、組織に属さないと生きていけないという
生存本能からくる「心へのアプローチ」です。
というのも、
狩猟の時代に、
自分の仲間からはぶけにされたら、
ジャングルのなかで自分ひとり、
周りは野生の獣、敵だらけになってしまいます。
そんなふうにはぶられたら、生命の危機です。
そして当然ながら、
人間の脳はそれを全力で避けようとします。
このように、
人間の脳は、狩猟時代にほとんど完成されたと言われてます。
つまり人間は、本能的に「社会的動物」なのです。
その名残が現代の「トイレの張り紙」でも作用しているというわけです。
この「社会的証明」により、
自分がいる組織から、はぶけにされないように、
まわりのひとに合わせようという心理が働きます。
つまり、
「いつもキレイに使っていただき、ありがとうございます。」
という張り紙をみて、
「あ、みんなもこのトイレをキレイに使ってるんだな。
じゃあおれもキレイに使わなきゃ。」
と思うわけです。
このように本当にキレイに使ってもらって、
ファミマとしては、マジありがとう、です。
これでもうファミマのトイレの未来は安泰です。
ずっとキレイでピカピカが続くでしょう。
ですがもし、これが逆だったらどうでしょうか?
もし、
「いつもキレイに使っていただき、ありがとうございます。」
ではなく、
「いつもトイレを汚く使うひとがいて困っています。
トイレはキレイに使ってください。」
という張り紙だったら、どうでしょうか?
(ちなみに、こういう張り紙のところも結構あります。)
少し考えてみてください。
この文章をみて、
「社会的動物」である我ら人類は、どう思うでしょうか?
・
・
・
考えました?
「社会的動物」である我ら人類はこう考えます。
「ま。ほかのひとも汚くつかってるんだから、
おれも多少汚くつかっても、大丈夫っしょ。」
と。
つまり、自分が属している組織は、
トイレを汚くつかうひとがいてとよい組織なわけですから、
自分もそれに甘んじるというわけです。
(ここの読者の方は、どんな張り紙であっても、トイレはキレイに使ってくださいね。)
ここまで、
「いつもキレイに使っていただき、ありがとうございます。」
「いつもトイレを汚く使うひとがいて困っています。
トイレはキレイに使ってください。」
という2つのメッセージを見てきました。
そして、ここで伝えたいのは、
「トイレをキレイに使ってください。」
という同じ意味のメッセージであっても、
伝え方によって、
読み手の感じ方が180°違う、ということです。
伝え方ひとつで、
きったないトイレになるか、
きれいなトイレになるか
の命運を分けることになります。
だからこそ、
読者に正しく伝え、
正しく行動してもらうために、
コピーライティングの技術が必要なんです。
どれだけ素晴らしい商品やサービスを作ったとしても、
それが読者や消費者に、届かなかったら意味がありませんから。
ちなみにこの記事にも、コピーライティングのテクニックは死ぬほど使われています。
この記事では、
「トイレの張り紙」を例に、
この本でコピーライティングを学べば、こんな風に世界の見え方が変わるよ。
という、読者(あなた)の未来を売っています。
なんかこう説明されると寒いかもですが、
コピーライティングの紹介記事なので、ここだけの特別です。
というのも、
コピーライティングの紹介だと、
「売って売って売りまくれーー!」
的なことを書くこともできました。
「この本を読めば、あなたのビジネスの売り上げが10倍になります!(ドーーーーン)」
とかね。
しかし、セールスは、
コピーライティングの一面にしかすぎません。
僕はコピーライティングを
もっと「言葉遊び」というか、
「読者の心をワクワクさせること」に使っていきたい
と思っているし、
そのように使うひとが、増えてほしいと思っています。
つまりは、
読者をワクワクさせてから、お金を儲けてくれ。ってことです。
「トイレの張り紙」の話でもしたように、
同じもの(コピーライティング)でも、
伝え方によって全く別のものになるのです。
コピーライティングを
稼ぐスキルとして見せるのか、
ワクワクを与えるスキルとして見せるかは、
伝え方次第というわけです。
ま。とはいえこの本には稼ぐための
コピーライティングのテクニックもたっぷり載っています。
もし興味があれぱ、ぜひ読んで実践してください。
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