わっきーさん登場、2秒でみんながファンになった。なぜそうなったのか考察。

 

こんにちはひでです。

今回は、海外社長みさきさんの対談企画、
「フォロワーよりファン!本物のインフルエンサーに聞くファン化のコツ」
で、わっきーさんが「衝撃的な登場」をしていたので、シェアしてきます。
>>YouTube動画はこちら。

この「衝撃的な登場」により、わっきーさんは、
みさきさんのファンを一瞬にして、自分のファンに変えてしまっています。

少し話はそれますが、
この動画は、りささん(@cocoa8114)のコミュニティで紹介していただき、僕は知りました。

こんなに「勇気づけられる」動画を紹介いただき、
りささん、マジ感謝です。

今回は「わっきーさんの登場シーン」以外については話しませんが、この動画のほかの部分もオススメです(当然ですが。笑)!

実は、この記事、
りささんのコミュニティへ動画の感想として送ったところ、りささんやコミュニティメンバーの方からも好評でして、こちらにも転載することにしました。
(りささんも「ぜひ!」ってことだったので。)

なので、りささんのコミュニティ内の雰囲気もあわせて、感じていただけたら幸いです^^

では、本題。

(ここから転載開始)※一部修正してます
~~~~~~~~~~~~~~~~~~

りささんと、りささんのコミュニティのみなさん
はじめまして。

ゴリラのアイコンでお世話になっております
ひでと申します。

今回はわっきーさんとみさきさんの対談動画の紹介ありがとうございました。

いままではコミュニティは見る専で、コメントを書こうとしていなかったのですが、今回の動画は衝撃でしたし、
りささんがよくおっしゃっている「ファン化の視点」でも重要だと感じたので、感想を書かせていただきます。

なにが衝撃だったかというと、
「わっきーさんの登場シーン」です。

時間にして、2秒間くらいでしょうか。
(まだ見てない方は、わっきーさんの登場シーンだけでもみてから、この先を読んでいただけると楽しめると思います。2:20〜です。)

動画はこちらからどうぞ。

「わっきーさんの登場シーン」は衝撃でした。

というのも、わっきーさんの登場シーンをみて、

「え、わっきーさん、声ちっさテンションひっく、具合でも悪いん???」

と僕は思いました。
(あ、アンチしゃないですよ。むしろわっきーさん大好きです)

普段のわっきーさんの配信と比べれば分かりますけど、明らかにテンション低いです。

しかし、登場シーン以降のわっきーさんはいつも通りのわっきーさん。トークも安定の面白さです。

で、「じゃあこれはわっきーさん、何か仕組んでるな?」って思ったので、考察しました。

考察した結果、
「ラベルの張り替え」をつかって、
みさきさんのファンをわっきーさんのファンにうまいこと変えたな。と思いました。

ここから、その説明をします。

考察する上で注目したのは、
わっきーさんのいままでの配信と、今回の発信の差です。

普段のわっきーさんの配信の対象は、
わっきーさんのファン、またはわっきーさんの発信内容に興味があるひとです。

それに対し今回の対象は、みさきさんのファンです。

つまり、普段のホームグラウンドとはちがい、
今回はアウェー戦だということです。

アウェー戦だということは、
わっきーさんを知らないひともいるわけですから、
みさきさんのファンにとってわっきーさんは、

別にファンでもなければ、信頼もしてないし、
みさきさんが素敵!天才!って言ってるからどんなやつなのか話でも聞いてみてやろうか。

くらいの気持ちだと思います。(少し極端ですが)

そんなアウェーななか、わっきーさんは、
みさきさんのファンの信頼を獲得しないといけないわけです。

そこでとったわっきーさんの戦法が、

「よろしくおねかいしまぁす…(ボソボソ)」

です。

このテンションの低さに、
おそらく、みさきさんのファンは困惑します。

だって、自分の大好きなみさきさんから、

「いままで世界のお金持ち、皇族、国の英雄と呼ばれるひとにも会ってきたけど、そのなかで最も天才だと思うひと」

として紹介されたわけですから。

きっとこれから登場するのは、
「きらきらした爽やかな天才」や、
「エネルギッシュな活力あふれる天才」的な人物が現れると
想像するんじゃないでしょうか。

大好きなみさきさんが紹介する天才なんですから、みさきさんファンからしたら期待値がぐんぐんに高まってるわけです。

ところが、現れたのは、
「よろしくおねかいしまぁす…(ボソボソ)」
と、ボソボソしゃべるテンションの低いひと…。チーーン

みさきさんファン、困惑です。

そこでみさきさんファンは、きっとこう思います。

「え、このひとがみさきさんが最も天才っていってるひと…?いったいどこが天才なんだろ…?」

みさきさんファンにとって、(わっきーさんを信頼してなくとも)みさきさんは信頼しているわけです。

なので、そのみさきさんが天才だと言ってるわっきーさんは、おそらく天才なのだろうけど、自分にはそうは見えない…、なぜだ?というところで、その疑問を埋めにいくのです。

なので、「(みさきさんが信頼してる)わっきーさんが天才といわれる理由はどこなのか?」という部分に注目し、わっきーさんの話を聞くわけです。

で、その後のわっきーさんの話をきいて、

納得するように、
「あ、良かった。みさきさんが言ってる通り、ホントに頭良いし面白いひとだ」
(わっきーさんのトーク内容は動画で確認してください)

と思い、わっきーさんを信頼するわけです。

つまり、登場シーンで
「小さな疑問」を視聴者に投げかけ、
それを解決してもらうことで、信頼を得たわけです。

しかしここで逆に、
わっきーさんの登場シーンが、

「はーーーーい!わっきーです!よろしくおねかいしまぁぁす^^☆」

と、エネルギッシュな活力あふれる天才風だったらどうだったでしょう?

さきほども話したとおり、みさきさんのファンにとって、わっきーさんは知らないひと、信頼していないひとです。

「みさきさんの紹介=信頼できるひと」
と思っていたとしても、心のどこかで、わっきーさんが本当に信頼に足る人物なのかを見ているはずです。

なので自然と、わっきーさんの話を聞くときも、

「この男は、ホントに信頼できるのか?」

ということに目が行きます。

つまり、わっきーさんの話のあら探しがはじまります。

この話は信用できるか?ホントなのか?嘘言ってるんじゃないのか?という話の聞き方をされるということです。

このように考えると、
さきほどの「小さな疑問」を投げかけた場合と、
みさきさんのファンからの話の聞かれ方が全然違うくないですか?

方や、
「みさきさんが天才というこの男が、天才といわれる理由はどこにあるのだろうか?」

方や、
「みさきさんが天才というこの男は、ホントに私も信用してもよいのだろうか?」

というふうに聞かれるわけですから。

どっちが信頼をえるのに有利かは、火を見るより明らかです。

ひとは、そんな簡単にはひとを信頼しません。

信頼する前に、そのひとを信頼してもよいのか?と小さく自問自答します。

そして、その「小さな疑問」が解消され納得できて、はじめて信頼にいたります。(その疑問が解消されなければ、信頼されないということです)

わっきーさんの登場シーンの一言では、
この「小さな疑問」をうまく張り替えていると、

僕は思いました。

つまり、この小さな疑問を

「ホントに信用できるのか?」
      ↓
「天才と呼ばれる理由はどこだろう?」

という風に「ラベルの張り替え」を行い、みさきさんのファンをわっきーさんのファンにうまいこと変えた。というわけです。

最後に、

これは、りささんがよくおっしゃっている
「本音を語ったらファンができた」
という話にもつながります。

まず、読者は簡単には信頼してくれません。

特に、稼げる系で「稼ぎ方教えます!」なんて言ってるひとは怪しいので警戒すらされます。

しかし、読者も稼ぐことには興味があるのでなんらかのカタチで、納得したいんですよ。

そこで、りささんの「私は料理苦手だし、家の近くにお店あるのに、UberEats使っちゃうくらいダラダラです〜」(間違ってたらすいません…)などという本音をみて、

読者は、

こんな発信なんのメリットもない。

嘘をつく理由がない。

この発信は、信頼できる。

じゃあほかの、稼げる!って発信もホント?

信頼してもいいかも?

っていうふうに、気持ちがうつっていきます。

部分的にでも、読者に信頼されるところをつくれば、
ほかの箇所も連鎖するように、信頼されるということです。
(人間は矛盾が嫌いで、一貫性を保ちたいので。)

本音をいうのは、感情のノリとか臨場感がでるのが良い、ってのもあるので、これだけが本音のメリットではありませんが、そういう一面もあるのだろうなあ、

と、今回の動画(というかわっきーさんの登場シーン)をみて思いました。

…と、さらりと感想を書くつもりが、
ブログ1記事かけるくらいの長文になってしまいました。笑

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

りささん、素敵な動画の紹介ありがとうございます^^

返信は不要です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(ここまで)

この記事では、「わっきーさん」の登場シーンしか解説しませんでしたが、ほかの部分も(当然ながら)重要な話をたくさんしています。

すでにもう見たひとも、
見直してみると、さらなる学びがあると思いますよ?

■海外社長みさきさんの対談企画、
「フォロワーよりファン!本物のインフルエンサーに聞くファン化のコツ」
>>YouTube動画はこちら。

ではまた。

 

ひで

 

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