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■ブルーピリオド
なんでもそつなくこなせる優等生が、芸術に挑戦する物語。
いままでのテストでは、教科書どおりの答えを追い求めればよかったのに対し、芸術という答えのない、感じ方も人それぞれという世界で、主人公は悩みもがく。そして、自分なりの正解を求め進み、そしてまた悩む。
僕らの現実世界でも、似たようなことはいくらでもある。なんなら、社会に出ると答えがあることのほうがマレだ。この漫画では、義務教育で求められることと、実社会で求められることのギャップに苦しむひとを、芸術を題材に表しているのかもしれない。
芸術に悩む主人公に対して、先輩がかけた言葉。
「あなたが青く見えるなら、
りんごも、うさぎの体も、青くていいんだよ」
この言葉が眩しい。
この世に絶対的な正解なんかない。それなら間違いもない。まずは自分の信じたこと、感じたこと、やりたいことをやってみたらいいじゃないか。
ブログ、Twitter、副業など、新しいことに挑戦してみたはいいものの、なかなか行動できずに悩んでいる方に、ぜひ読んでほしい漫画です。