僕が、無職になってよかったと思ったこと

僕が会社をやめた翌日、

街を歩いてみると、

すべての働いているひとが、輝いて見えた。

 

こんにちは、ひでです。

僕は、新卒入社した会社を3年目の春に辞めて、
いまフリーランスエンジニアをやっているんですけど、

振り返ると、
会社を辞めてから、日々、様々な気づきがありました。

 

気づけてよかったこと、

気づいて少し寂しかったこと、

気づいてしまったがゆえに、後悔したこと

多々ありますけど、今回はその一部をお伝えできたらな、
ということで話していきます。

 

これは、
僕が会社をやめた日の翌日の話。

僕は、真っ昼間から、
街のなかをふらふらと歩いていました。

そこで、不思議な光景を目にします。
普段見なれているはずの街も全く違うように見えたのです。

すべての働いているひとが、輝いて見えました。

 

なぜそんなに輝いて見えたのかは、正直分かりません。

いま働いていない自分への劣等感からなのか、
単純に、昼間の日光量が多くて輝いていたのか、
店員さんの笑顔が、眩しかったのか。

なぜかは分かりませんけど、

花屋、カフェ、バー、建築会社、スポーツショップ…。

点々と、街ゆくお店や会社を眺めながら、
きれいだなあと、思ったことを覚えています。

 

謎の感傷にひたってのかもしれませんね。笑

そして、そんなキラキラをみて思ったのは、
街の中には、こんなにたくさんの働き方があるんだなあ、ということです。

 

僕は、会社にいた時、
その会社での働き方以外、知りませんでした。

というか、
他の会社で働いている自分を想像したことがなかったのです。

そして、だからこそ、

そこの会社でうまくいかなかったらどうしようとか、
上司に嫌われたらどうしよう、とか、

ずっと、心の心のどこかに不安をもっていました。

しかし、

いざ自分が無職となって、いろんなお店をみてみると、

街には、
様々な働き口が、満ち溢れていることに気づきました。

 

街にあるお店の数、会社の数だけ、働き口があります。

ならば、
カフェで働くことに憧れるのなら、カフェへ働きに行けばいいし、
建築家として働くことに憧れるなら、建築会社へ働きにいけばいいのです。

まあ、その会社が採用してくれるか、みたいな問題はありますけど、
とりあえず、アルバイトでなら採用してくれるんじゃないでしょうか。

僕の友人も、元々プログラマーだったのに、
ある日、「建築家になりたい!」といって、会社をやめ、

気づいたら、
建築事務所でアルバイトしながら、
建築士の資格取得のための勉強をしていました。

 

まあ、

それを聞いて、「自分にもできる!」って思うのは、少し虫が良すぎる気もしますが。笑

とはいえ、

その事実は、僕にたくさんの選択肢を与えてくれました。

(もちろん、彼女の行動力・努力は尊敬しています。)

 

なんかその選択肢を知ったとき、僕は、

「こんだけたくさん仕事の選択肢があるんだから、
自分が好きで楽しめる仕事につかないと損だよな!」

って思ったんですよ。

だって、生きてる時間のほとんどは仕事をしているわけですから、
その時間を、自分の好きなことに注ぎたいと、僕は思うのですよ。

 

だからこそ、それが実現できる働き方を探したくて、
僕は会社を辞めました。

 

辞めた当時、僕は25歳。

いまは、26歳です。

「いまの自分に何ができるのかよく分かんないけど、

とりあえず、30歳までに、いろんな働き方や業種をやってみて、

そのなかから、残りの35年(定年まで働くとして)の生き方を考えよう。」

そう思い、

会社を辞めて、早1年半ほどが経ちます。

 

なんかちょっとカッコいいこと言ってるけど、
いま思っても、「アホなこと思ってんなー、おれ。」って感じです。笑

こんなこと思っておいて、マジで無計画で、

会社辞めた次の日に、もうすでに
仕事いかなくていいという罪悪感から(?)落ち込んでる、っていう

アホっぷりです。

いやいや、会社、自分で辞めたやん。笑 っていう。笑

 

とはいえ、

そんなアホな25歳の僕がいたので、

ホントに、様々な経験を詰めました。

プログラムの開発案件とったり、Webライターやったり、
ブログ書いたり、セミナーやったり、など、

たぶん、あのまま会社にいたら、やってなかったであろうことに
たくさんチャレンジすることができました。

その点は、感謝してます。(ありがとう、過去の自分よ。)

 

でも、

「じゃあ会社を辞めたことに、後悔はないのか?」

と言われると、

実は、死ぬほどあります。笑

会社を辞めちゃったことで、

めっちゃお世話になった上司や、
仲良かった先輩、同期、後輩たちと

もう一緒に仕事が出来ないのは、やはり寂しいし、

あのまま続けてたら、きっと出世してただろうなー、
もったいなかったかなーとか、

時折、思います。(妄想かもしれませんが。笑)

 

とはいえ、

会社を辞めなかったら辞めなかったらで、
悶々としていたと思うので、

会社を辞めたことへの部分的な後悔はあれど、
全体としては後悔してません。

 

 

 

 

以上、「行動次第で、仕事の幅は広がる。」という話でした。

ありがとうございました!